-本日のアジェンダ-
1限目
学科 DTP基礎
DTPとは?
2限目
学科 DTP基礎
画像解像度 ベクターデータとビットマップデータ
3限目
学科 DTP基礎
色調補正について
4限目
学科 DTP基礎
作品の立案
5限目
学科 DTP基礎
作品の立案
【講師用カリキュラム情報】
※このブロックは公開時は非表示になります。削除しないでください。
※講師用の情報(注記)を追記して頂いても大丈夫です。
ストーリー:作品を作る説明
内容1:印刷物について
内容2:色調補正について
内容3:作成準備
課題:なし
本日のテーマ
納品する作品の準備「DTP=印刷物」です。
【資料】
カリキュラム資料 ダウンロード用サイト
https://cu-doc.deau-ac.com/
下記のファイルをダウンロードしましょう。
1.「デザインの考え方」の教科書③.pdf
2. 色調補正について.pdf
【動画①】「デザインの考え方」の教科書③
- 「DM」制作に向けて・写真に文字を乗せるポイント
https://youtu.be/pDUzm2LkxIY(9:02) - 「DTP」とは
https://youtu.be/TJYWLj5gEsc(11:51) - ピクセルと画素・画像解像度と写真の扱い方
https://youtu.be/nj-IkuMasl4(9:11) - 色の入れ方・グラデーションについて
https://youtu.be/EwdJ9ZJpB-4(14:04) - CMYKとRGB・納品のポイント
https://youtu.be/bbhFQdhhIW8(9:10)
DM 制作のポイント
可視性と配色を意識してみましょう。
写真に文字を乗せる時はとにかく可視性に気を付けましょう。
配色のバランスや影を付けたり、ぼかしやオーバレイなどの工夫を考え、写真の世界観を壊さないように表現してみましょう。
参考サイト
ベクターデータとビットマップデータ
Adobe Illustratorは、アドビシステムズが販売するベクターイメージ編集ソフトウェアである。
Adobe Photoshopは、アドビシステムズが販売しているビットマップ画像編集アプリケーションソフトウェアである。
ベクターデータとは?
ベクターデータとは、図形やイラストなどのデータを占めるIllustratorが採用しているベクタ形式のことで、画像を点の座標とそれを結ぶ線などの数値データをもとにして再現していることを指します。
参考サイト
ビットマップデータとは?
ビットマップデータ(bitmap date) ビットマップデータとは、Photoshopの画像データ等のことで、ピクセル(点)の集合体として画像データを保持しています。 一般的に写真のような画像データは、ビットマップで構成されていることが多く、拡大や変形をすると画像が荒れてしまう性質があります。
参考サイト
CMYKとRGB
RGBカラーは、光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」のことです。
PCのモニターやデジカメ、スキャナなどは、このRGBカラーで色が表現されています。これらは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づいていくため『加法混色』と言われています。
CMYカラーは、色料の三原色「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」のことです。これらは混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり、理論上は黒色に近づいていくため『減法混色』と言われています。理論上と書いたのには訳があり、実際にはどんどん濁った灰色になっていくのですが、一般的にイメージする『黒色』にはなってくれません。 プロセスカラー印刷では、黒の部分を引き締めるために、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)にブラック(K)のインキを加えた4色(プロセスカラー)でフルカラーを表現しています。
参考サイト
- カラーモード(RGBカラーとCMYKカラー)とは?|データ作成 … – 印刷のWAVE
- “CMYK? RGB?同じ色なんでしょ。 どう違うの?”そんなあなたへ色の個性 …
- RGBとCMYKの違いとは?「印刷したら思っていた色と違う!」を防ぐ方法
色調補正について
色調補正とは、画像データをイメージどおりに調整することです。 色調補正の目的は、色を調整したり、鮮やかさを調整したり、明るさを調整したりさまざまです。
【動画②】色調補正について
- 調整レイヤーとは (3:27)
https://youtu.be/cBGBmpYlmec - 明るさ・コントラスト(4:35)
https://youtu.be/pkHhMYNfRdw - レベル補正(6:48)
https://youtu.be/3RncVkb2I2M - トーンカーブ(3:02)
https://youtu.be/RvcaTVH7cbc - 色相・彩度(4:33)
https://youtu.be/TYvFsrZ07W4 - カラーバランス(3:46)
https://youtu.be/XErTM613gw4 - 白黒(2:32)
https://youtu.be/uqnlIARGrF0 - アンシャープマスク(3:23)
https://youtu.be/_9m8TR-sLws - 色調補正の手順①陰影の調整 (12:20)
https://youtu.be/zqyIgTbdCaw - 色調補正の手順②色味の調整(9:03)
https://youtu.be/K7X1dz-g2IU - 色調補正の手順③鮮明度の調整(6:45)
https://youtu.be/WsHUkohfjpI - おまけ(9:30)
https://youtu.be/U5R4iMAu-XE
おススメの色調補正の手順
1.明るさ・コントラスト
(素材写真の明るさを調整し、コントラストをくっきりさせる)
2.レベル補正やトーンカーブ
(素材写真の一番黒い箇所と白い箇所を設定する)
3.色相・彩度やカラーバランスや白黒
(素材写真の色味を変更する)
4.アンシャープマスクで仕上げ
※部分的に調整する場合は、レイヤーマスク(選択範囲)を併用。
覚えておきたい色調補正
- 明るさ・コントラスト
- レベル補正
- トーンカーブ
- 色相・彩度
- カラーバランス
- 白黒
明るさ・コントラスト
コントラストとは、ひとことで言えば、「画像の明るい部分と、暗い部分の『明るさの差』」のことです。 「コントラストが高い」とは、「画像の一番明るい部分と、一番暗い部分の『明るさの差』が『大きい』」ということ。 よって、コントラストを高くすると、「画面の明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗く」なります。
参考サイト
レベル補正
レベル補正とは. ヒストグラムは、画像内のピクセルが各階調にどのように分布しているのかを示しています。横軸が0~255の明るさの階調、縦軸が明るさごとのピクセル数を表したものです。
参考サイト
- 「レベル補正」を使ったプロフェッショナルな色調補正 …
- Photoshop のレベル補正の使用 – Adobe Help Center
- 面倒臭がりのあなたに捧ぐ「レベル補正」Photoshop|トモノ …
トーンカーブ
トーンカーブの補正では、画像の色調の範囲全体に配置されたポイントを補正します。画像の色調は、最初は直線の対角線としてグラフに表示されます。RGB 画像を調整する場合、グラフの右上の領域はハイライトを表し、左下の領域はシャドウを表します。
参考サイト
色相・彩度
Photoshopを使った色調補正の基本の機能の1つ「色相・彩度」は、画像の色相・彩度・明度の3つの値を調整することで、画像の色調を補正する機能です。 画像を編集する上で、色合いを変更するとても重要な機能なので、しっかりと使いかたを理解しておく必要があるでしょう。
参考サイト
- Photoshopを使った色調補正の基本「色相・彩度」の使い方 …
- Photoshop での色相と彩度の調整 – Adobe Help Center
- 覚えるのは色相・彩度・明度の三属性だけ! 初心者のための …
カラーバランス
「カラーバランス」はシャドウ(暗い部分)、ハイライト(明るい部分)、中間調(中間の明るさの部分)に分けて色を調整できるようになっています。
参考サイト
白黒
【Photoshop基本操作】[白黒]とは、カラー画像を「白黒」画像に変換する機能です。 色の系統別に詳細な設定ができるので、素材に応じた「モノクロ」表現の幅が広がります。
参考サイト
調整レイヤー
【Photoshop基本操作】調整レイヤーとは、ドキュメントやレイヤー単位で色調補正が行えるオプション機能です。 調整レイヤーを作成すると、元画像の内容をそのまま保つことができ、設定した後でも再編集が加えられるので大変便利です。
参考サイト
ヒストリーパネル
ヒストリーパネルとは ヒストリーパネルには、Photoshopで画像に対して行った編集操作が履歴として表示されます。 履歴をたどって行った操作を確認したり、やり直したりすることができます。
参考サイト
- Photoshop入門講座 『ヒストリーパネル』を使ってみよう …
- Photoshop [ヒストリー ]パネル機能【初心者用】 | カワイ …
- Photoshop【ヒストリー機能】で作業効率UP! | WP-D
アンシャープマスク
「アンシャープマスク」は、画像内の個々のピクセルの周囲にある、異なる色情報を持ったピクセルを検索して、指定した量だけピクセルのコントラストを高めるフィルタです。 アンシャープマスクをかけるときは、「量」・「半径」・「しきい値」を設定します。 色の濃さの度合いを決め、数値が大きくなるほど、くっきりとした輪郭になります。
参考サイト
描画モードについて
描画モードは下層にあるレイヤーと合成する機能です。 通常、不透明度の変更などを行っていない場合は上のレイヤーが100%表示されますが、描画モードを変更することで下のレイヤーと合成した色が表示されます。
参考サイト
ワンポイントアドバイス
「色調補正」は作品作りの素材づくりの基本です。
特に後のバナー作成でとても重要になる技術ですので、しっかりと理解と自然に操作が出来るように身に着けていきましょう。
本日の課題
手書きでいいので、DMのイメージを作りましょう。
方向性をしっかりとイメージし制作を進めていきましょう。